5/12 凛として時雨 “Dear Perfect” @Zepp namba

ライブのレポート

セトリ(順番うろ覚え)

MONSTER
Beautiful Circus
make up syndrome
想像のSecurity
テレキャスターの真実
Sitai miss me
Filmsick Mystery
キミトオク
DISCO FLIGHT
(MC→ドラムソロ)
I was music
abnormalize
Metamorphose
Telecastic fake show
nakano kill you
(MC)
Missing ling

席は2階E列TK側
ZEPP移転してから初めて行ったんだけどステージと1階席が見渡せる良い感じの2階席
会場にはさっさと入ったもののスモーク焚かれすぎて機材照明様子全くわからず
ベーアンは相変わらずORANGEだったけどスピーカー部分が増えた気が
多分ギターとドラムはいつもどおり

PA…全体的にボーカル埋れ気味
今回のアルバムはメロディ然としてるんだから楽器下げたりリバーブ弱めたりしてボーカル際立たせれば良いのに、
1階席はちゃんとボーカル聴こえたんだろうか?
そもそも345の調子がかなり悪かった気がするけど

最初にMONSTERは不覚だった
i’mperfectの中で最も好きな曲だけど前述の理由により、なんか、うん、みたいな感じですよ
想像や真実はすごく安定感あったな さすがやり慣れてるだけある
新曲で声上手く出てなかったけどボーカルも安定してた

既存曲で波に乗ったのか、
sitai miss me、Filmsick mysteryがすごく良くてここで完全に呑まれた
ただfilmのベース音きたなかった
音が割れるまで歪ませるのはちょっと好きじゃない
でも照明がすごく美しくて美しくて
Film…は紫と青の照明にミラーボールが回ってて曲の世界観がすごく出てた
時雨は照明もすごく凝ってて良いんですよね
あ、そうそう、今回は金属っぽい素材で作られたカーテンらしきものがステージの各所にあって、それが妖しい感じだった

ディスコはいつも通りディスコフラアアアアアアアアアイって感じです
主要曲の中では一番ライブ映えする曲かなと思いました(傍観は別格)

最初のMCはピエール
・皆さんの目の前にいる僕がピエール中野です
・1年半ぶりの大阪ですね
・初めて来た人ー(多分2割くらい初見)
・オズフェストいってきた
・二つ報告があります!
1つはいとこ(高1)がTwitterを始めたんだけどリア垢とジャニ垢があって、ジャニ垢で「(推し面のメガネ画像を見て)こんなの罪だわ」って呟いていた
みなさんTwitterでは気を付けましょう、僕も何度も怖い目にあいました(笑)
もう一つは大阪でピエールナイトします

こんな感じだったと思う
コールアンドレスポンスは珍しく下ネタ無し
話が長すぎてXジャンプだけして手短に終わりました

その後は怒濤のモッシュタイム
2階席は凛としてましたが熱気がすごくてすごくて上の階も暑かった
メタモルフォーゼの照明がめっちゃ良くて、スペースフィーバー感
こんなことできるの?時雨の照明チームは?
もうやらないかもしれないけどCan you kill a secret?もこの感じでやってくれたらいいのにーと
虹色でキラキラしてた。

TFSはバッキングのとこがアルペジオになってた気がするぜ
それ以外は相変わらず弾けてた
中野は345が跳ねすぎて声が力なかった
凍るinspiration、なんて歌っても全く鋭さが無かった

そしてラストMC
TK「どうもお久しぶりです
凛として時雨です
みなさん楽しんでますか」
観客「ワーッ」
TK「d( ´ ▽ ` )」

TKファンの皆さんの萌え死ぬ声が至る所から聞こえました

そして345の物販MC
「タオルを作りました、タオルを作りました。オシャレなタオルです
えーっと…………(沈黙)
Tシャツも作りました。七分袖と……着てください」
あんだけ鋭いライブやっといてMCこんなんで、このバンドはなんなのだろうといつも思う

そして345がMCを終わらせようと「今日はありがとうござ…」まで言いかけたところでTKがギターを鋭く鳴らしてしまい、会場爆笑
慌ててボリュームペダルを切るTK
ピエール「いまちょっとイラっとしたでしょ?」
345「今日はありがとうございました。凛として時雨でした。」

こんな感じで相変わらず凛としていないMC

ここずっとトリは傍観だったと思うんだけど今回はMissing ling
レコ発だから仕方ないねーと思ってたけどセルジオ越後以外に傍観の代わりを出来る曲だな、と
終盤は傍観もびっくりのセンセーショナルな演奏だったけど
スッ、と息を引き取るかのように終わってサーっと帰って行ったから物足りなかったー
「凛として時雨」、というバンド名らしくはあるのだけど。

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演奏レベルは確実に全員上がったと思う
ピエールのドラムはタイトさが増したような気がする
Beautiful…のピロピロなんか、タッピングじゃなくてピッキングで弾いてるわけだから凄まじい
CD聴いてたらボーカルも表現力増えて上手くなったな、と思ってたけど
息遣いとか演奏にかき消されたり、高音出てなかったしそこは残念だったなあと思う
それでも演奏がすごく良かったから終始呑まれてた
2階席で、今までで一番しっかり見れたから気づいたことが多かったけど、一つの疑問、「345ってあんな暴れてたかしら」。

色々書いたけどほんとこんな鋭く美しく儚いバンドなんて他に無いと思う
冬の夕立的な
5年間見つめてきたけど心が離れることも無くもっと触れたくなる、そんなバンドだと思います