金と幸福

本当の幸せって何だろう、でも絶対金銭的なものだけじゃないはずだって思うこともあって経済学を学び始めた
去年の春に、経済学基礎の教科書には「GDPが幸福度の指標だ」みたいなことが書いてあって
じゃあなんでこの国はこんなに自殺する人が多いのかって
この国はGDP高いけど本当に幸せなのかとか、考えたりしてたのをこのニュースで思い出した

月100時間残業10カ月…鬱病になり自殺 JR西元社員の遺族が提訴

長時間労働には自主的なものと非自主的なものとあると思うのだが、
前者は本人と周囲が気を配って倒れないようにするしかどうもできないんじゃないかと、、
問題は後者でこのニュースもそうだと思うのだけど
どうしたらいいんだろう?って

仮に本人が仕事好きだとしても他のことをさせないまでに働かせるというのはそれはいいのだろうかと
それは生産してても幸福ではないんじゃないのか
それで子どもを育てられなかったり
趣味もできなかったり
私はそんな人生嫌だ

国家公務員には労働基準法が適用されないんだと、授業できいた
地方公務員はどうなのかというと、適用されるんだそうな
国家公務員は天皇の直属の部下で云々、みたいな考えが残ってるかららしいが。
もしも適用させるように法律変えたら「国の為に働いてるくせに生意気だ!」っていう人が沢山出てくるんだろうな
現にそういうひとたちが周りにもたくさんいる
うまく言えないけどその意見の方が生意気だよな
そうやって努力してる人達を勝手な想像や固定観念で蔑ろにする
最近授業で公務員の話をいっぱい聞いているから、尚更そう思うのだろうけど
日本ってそういうのばっか、本当に嫌になる、というお話。

国家公務員に自分がなれるとしても
さすがにそんなんじゃなろうと思えなくて…
私は体が弱いし、話を聞いてる限りあんなにまで働けないしそんな保障されてない環境じゃ自らの幸せも追求できるだろうか…と思う。私には自信がない

もし今一個だけ法律変えていいですよ、って言われたら
好きじゃないのに守られてない環境で働く人達を守れる法律に変えるだろう
きっと反発されるんだろうなー