大阪都構想ダメでしたね
賛成反対みたいな話とかは今更というか前書いた気がするのでもうしないんだけど、まあ立場的には賛成だった。自由主義や地方分権はサイコーなので。そりゃあ完璧だと思わないし突っ込む余地はあるけど・・・って結局今更な話してるやないかーい
にしても色々考えさせられた。
普段は政治なんか興味ない、っていうタイプの人たちがこんなにも入り乱れて発言したり、議論しあったりって、本当にかつてなかったと思う。
大阪が好きだとか、大阪を変えたい、だとかそういう気持ちが多くの人の根底にあった。
迷って投票行きました、っていうツイート見て「おお〜」って思った。
「**区って名前がなくなる〜」とか「橋下好き・嫌い」とかで投票するのは論外(まあそういう風に仕向けた維新もどうなのって感じはある)だと思うけど、ちゃんと吟味して投票に行った若者がたくさんいる。
こんな経験をした大阪、都構想は否決されたけどきっと何かが変わったはず。
橋下本人も言ってたけど本当に民主主義っていいな。みんな投票行けば世界は変えられるってこと、多くの人が気づいてくれたんじゃないかと思うし、政治への関心度もめちゃくちゃ上がったと思う。
私自身は来年から都民で、転勤も無い見込みなので今後大阪に住むのかわからない。大阪はクソみたいなところだし、他府県から嫌われるのもわかるわーって感じです。私みたいな性格のキッツイやつがいっぱいいるし、自分含めて死ねって思うことある。
なんだけど、故郷だしやっぱり破綻せずに元気でいて欲しい。
そのためにも大阪変えようっていう熱が今後も続いてくれたら良いなと思う。
まあでもそんな住民の意思を叶えるだけの力量が、橋下を失う維新や、今の既得権まみれの自公民共にはないと思う。
そんな力のない者たちが淘汰され、力のあるものたちが台頭してくる世の中であるために、発信していくことが我々住民に求められるはず。
この住民投票が、財政危機といっても過言ではないこの国を変えるきっかけになれば良いと切に願う。
