日記 1/5

バイトに行きたくないと部屋でひとしきり叫んでから家を出た。

改札を出て0.1mのところに切符が落ちていた。
その切符を落とした人はきっと改札を通過しようとして切符が無いことに気づいて慌て,どこに切符をしまったのかわからない自身に対して嫌悪感や失望を感じただろう。
買ったばかりなのに!と言いながら買い直したりしたのかもしれない。

その人はもうとっくに目的に着いただろうか。それとも通過してすぐだったのだろうか。
切符落としましたよと言ってあげたい。
私もよく切符を失くすタイプなのでそんな気持ちがこみ上げてきた。
最近は回数券もICカードにならないかなと思っている。

試着していいなと思った服を家で着るとなんかこれじゃないなと思うのは何故だろう。
そこそこフォーマルだと思って買ったカットソーが劇団員がプロレタリア演劇をやるときに着る服に化けている。