引っ越したり等

少し前に引っ越した。

それまで6年同じところに住んでいて、なかなか居心地が良かったのだが、通勤が快適じゃないこと、角部屋最上階ゆえの断熱の悪さによる体調不良、そもそもこんなに長く住む価値のある街じゃないだろう(近辺に計8年住んだ)ということもあり、引越しを決意した。

新しい街は自然もかなりあるけど文化もあって、酒を飲まなくても入れる飲食店にも巡り会えてかなり救われた気持ちになっている。前の街は仕事が終わってふらっと寄れるカフェとかレストランが全然なかったから、新宿で働いていた時はわざわざ人混みを突っ切って店を探したりしていた。

20代の頃はあまり金銭的な余裕が無かったから休日に出かけることすら抵抗があったし、そもそも電車に乗らないと価値のある何かにアクセスできなかった。けれど今はあまりにも美味いコーヒー屋が坂の上に何軒もあるし、1000円にしては美味すぎるパスタにありつくこともできる。

ようやく東京に住んでいる気がしてきた。


最近、ふとした時に温かい気持ちになるのだが、30年生きてきてそんな思いもしたことがなかったのだが、カウンセリングへの高額投資が功を奏して自分を傷つけなくても生きている実感を得られるようになってきましたか?


今更なのだがときメモGS3にハマっている。15年遅い。Switchに移植されたせいかちょくちょく実況者がプレイしているのがYouTubeに流れてきて、それを見た結果私は紺野玉緒と設楽聖司のエンディングを観るぞという使命を得た。何故かはわからない。多分、1年くらいやっていた大きなPJがひと段落着いたせいだと思う。有り余ったエネルギーを振り向けた先がときメモ。どうなんだろう。買っても1周したら満足するんだろうな、と思い先送りしていたが、紺野先輩に出会いたいという気持ちが購入ボタンを押させた。

感想、くるしい。面白い。

あー、高校生に戻ってこういう真面目で奥手な先輩を振り回す人生であってくれ。服だけもう少しおしゃれであってくれ。でも、こういう先輩が自分を幸せにしてくれるわけでは無いこともなんとなくわかるのだ。設楽と過ごす日々の方が楽しいに決まっている。ときメモを通して、私は自分の人間観を知り、人生に気づいている。

学生時代に放課後教室の後ろでデュフデュフ言っている腐女子を本当に気色悪いと思っており、そもそも興味がなくて、アニメマンガ辺りって一切捨ててたコンテンツだけど、とりあえずやってみると人生面白いね。とりあえず流行ってるものには全部手出しておけば良かったんだな。まあ他の乙女ゲーやりたいか?って言われたら別にわざわざやろうと思わないし3次元の男性アイドルコンテンツも全然惹かれないけど……

おそらくあと2週間後には飽きている熱しやすく冷めやすい人間なのだが、熱されている間に同人誌まで買ってしまった。


このせいか、15年前、何をしていたかなあと思い昔聞いていた音楽を改めて聞いてみたりしている。異常にリスニング力が発達したためRADWIMPSの英詞の理解度も異常に上がっていた。Syrup16gの正常は今でも染みるし、ラルクの1番好きな曲はAll Deadな気がするけど春にSnow dropを聴くと幸せな気持ちになる。

あまり今と変わっていない気がする。でもこのギターソロはださいなとかこの展開は嫌だなとかより狭量になっていた。

改めて気付いたのは詞が良いと思えないと私は音楽を聴けなくて、あまりしっくり来るものがないから最近はインストや洋楽ばかり聴いているんじゃないかという気がしている(でも、英語が聞けるようになってきたので歌詞で引いて脱落することが増えた)

歌メロが美しくないと嫌だし、ベースがうねってい欲しい。だから音楽好きといいながら好きなミュージシャンは少ない。

今も昔も好きになった曲ばかり延々と聴くんだけどここ2年くらい狂ったように聴いている曲を聴いて。

D.A.Nの書く曲と詞が本当に好きだ。仄暗くて、水面の揺らぎと煌めきを感じる。苦しくてやりきれない気持ちがエンボス加工のように浮かび上がらされているというか。

ストレートだけど婉曲的で美しい。

こういうテーマのものが好きなのかもしれない。