噂話はこわい

外国経済史や経済学史といった歴史系の授業を今履修しているんだけどめちゃくちゃ面白い。
思想史を取ったときに,あれ?これもしかして面白いんじゃない?と薄々気づいていたが,高校時代は地理選択でろくに世界史も勉強してなかったので歴史科目に対して苦手意識がなんとなくあったのだ。
今まで履修していなかったことが悔やまれる。

今の所,一番インパクトに残ってる話が,イギリスで一時期金本位制が廃止された,という話。
1800年頃,イギリスとフランスは戦争真っ最中。
そんなある日,フランス兵が海を越えてイギリスに上陸してきたのである。

ただし5名。

しかしフランス兵が(5名)上陸したらしい,という話は伝言ゲームをしているうちに膨らんでいき,民衆の間では大勢のフランス兵がイギリスに上陸したことになった。本当はその5名もすぐ蹴散らされたのだが。
イギリス人は大パニックになって銀行に殺到して持っていた銀行券を金と交換しに走り,イングランド銀行が準備していた金が底を尽きそうになった。
そこでイングランド銀行は金本位制の廃止を宣言した。

その後,イギリスはその影響で,超インフレと超デフレを経験して長期間の不景気に追い込まれることになった。

元はと言えば戦争が悪いんだけど,事実が正確に伝われば不景気になることも無かったんだから噂って怖いなと笑ってしまった。

全員に好かれようとするからさ

嫌われるんだと思う。
これは自戒でもある。

八方美人の笑顔や優しさは薄っぺらく見える。
媚を売られているようにしか見えないし,本当にそう思ってるのか?と感じる。

八方美人でいることは疲れるし,結局誰も信用できなくなる。
全方位に気を使っている間に,本当に自分のことが好きな人はいるのに,存在を忘れてしまう。
そして誰も居なくなる。

「頑張ってください!」

昨日,人形劇団クラルテの公演を観に行った。
人形劇を見るのは初めてだったが,
積極的に見にはいかないものの,劇やミュージカルは好きなので,人形劇も好きだろうなと思ってたけど案の定良かった。

なぜ見に行ったかというと,演目が森見登美彦の有頂天家族だったからである。
森見登美彦は中学時代,美術部の友人が勧めてくれたことから読み始め,言い回しの心地よさとかファンタジックだけど現実的な世界が好きで,そんなに読書しなくなった今でもよく読んでいる。

私は劇を見ると何故か悲しくもない場面でボロボロ涙を流してしまう。悲しい場面では言わずもがなである。昨日も開演した途端に涙がボロボロ出てきてビックリした。そして名場面でもボロボロ。エンディングで多幸感のあまりボロボロ。
劇にしたらどうなるかと思ったけど小説とは別物で普通に良かった。森見登美彦のキャラクターやストーリーの作り込みが活きていて面白かった。
今日死ぬほど疲れていたけど来て良かったなー。
そう思っていたらアフタートークで

「今日は原作者の森見登美彦さんがお越しです」

とステージに立っていた劇団の人が言ったのでエッと思ったら私の斜め後ろに座っていた男性がスッと立ち上がりお辞儀をしたので,一瞬息が,止まった。
サイン会とかはするから邂逅だなんてそんなレアな体験じゃないのかもしれないが,それでもずっと好きな作家であるわけだから,血圧が上昇するのを感じた。

ステージで喋る言葉も,出で立ちも物凄く普通で常識的な人だった。ある意味納得する部分もあり,意外だなと思う部分もあり。

終演後,サインをいただいた上に,写真まで撮っていただいた。
まことに感激である。家宝にする。

私は有名人に会うとなんか印象に残ってやりたくて奇抜なことを言って帰るのだけど,思わぬ展開に
「頑張って下さい!」
としか言えなかった。

ちなみに玉木宏の握手会に行った時には「トマトは好きですか?」と聞いた。彼はその時のことを覚えていたりするだろうか。ちなみに好きじゃないそうです。

メンヘラの扱い方

大学の友達と飲みに行った(相変わらず飲めないが)
前に書いた人たちである。

今日も難ありな彼はメンヘラの彼女と付き合っていた時の思い出を滔滔と語っていた。

「すぐさー死ぬって言うからさ,俺が包丁持って『じゃ,これで殺してあげようか?』って言うんだよね,するとやっぱり良いって言うんよ」

「あと,荷物まとめて出て行く!って言ったら一緒にまとめて玄関まで見送る。そしたら勝手に立ち止まるから『帰るんだよね?』って聞く。そしたら『帰る』って言うから荷物持って『うん,じゃあ気をつけて〜』って」

おお〜,と思った。今まで数々のメンヘラと付き合って痛い目にあった人を見てきたがこの人が一番メンヘラの扱い方が上手い。

「結局構って欲しいだけやけんね,それわかっとったら余裕」

彼はメンヘラの女を集めて教祖になるのが夢だそうです。

二兎を追う者は一兎も得ないのか?

現代に於いては「得ることも可能」ではないか。

この諺が生まれた当時,車もパソコンも無かっただろうが,今は違う。
このブログと同量の文章を残すには,私がこうやってキーを叩く時間の数倍の時間と労力が必要だっただろう。そりゃあ,二兎を追う者は一兎をも得ず!とか言っちゃうわ。
感覚的に,半分以上の人は一兎,器用な人なら二兎くらいは得れるんじゃ無いかな,と思う。
足の速い兎はこの限りでは無い。

ただ,追うのが三兎,四兎くらいになったら現代においても怪しいかもなあと思う。
我々は生きている限り,選択しなければいけない状況とは縁を切れないし,何かを得るためには捨てなきゃいけないことは度々ある。BUMP OF CHICKENもそう言っていた。

しかし,強欲な者たちはしばしばそれを嫌がり,三兎も四兎も得ようとする。
自分自身が傷ついているだけならいいのだが,大抵の場合周りの人間を傷つけている。
責任や負担を押し付けたり,周りを抑圧していたりする。
それで感謝も忘れ,我が我がと美味い肉を食おうと必死になる。
そういう人たちはどうせ信用を失くして誰からも相手にされなくなるのでいちいち私がこうやって言及する必要は無いんですけど書いちゃうよね。ストレス発散になるから。おれはあいつらのせいで!!!!!!

話題を変えます。

日本酒ってきっと「弁当箱をついつい隠した人」から生まれたんじゃないか。
とバイトがあまりにも暇なのでそんなことを考えていた。

米を食べきれなくて残したんだけど,それを洗い物をする嫁・もしくは母親に出すのは忍びないと,弁当箱を隠してしまった。そんなのすぐに見つかるに決まっているのに。
そして数日経った頃,案の定見つかってしまった。
しかし,弁当箱に付いていた麹菌が米のデンプンをブドウ糖に変え,なんか米がいい感じになっている。
え?なんかこれもっと米追加して混ぜちゃえばいいんじゃね?となんやかんやした結果日本酒が生まれたのでは無いか。

実際のところはどうかと思ったが,考古学的には分かっていないらしい。他にも魏志倭人伝とか三国志とか日本書紀とか,高校時代歴史を勉強しなかった私が恐れ戦く文字が並んでいる。
日本酒の歴史(wikipedia)
うまい日本酒の選び方 (日本酒テイスティングBOOK)
現場からは以上です。

そういえばある先輩とLINEしていて,めんどくさくなったので終わらせようと思い
「現場からは以上です」
とレポーター風に返信したら
「現場?」
と,ばかな返事が返ってきた。無視した。