2026/08/09

自分は価値観がはっきりしており一貫した人間であると思う一方で、自分のことが全くわからない、と思う。割と上手く人生やってこれた方だと思うが自分のことをよくわからないまま道を選び、その時の手札で最善の手を打つことにかけて才能があっただけなのではないだろうか(これすらも本当かわからない)。

例えば、私は自分の性格とか感情がよくわからない。自分自身のことを長らく暗いと思っていたが、前の職場を離れる時に同期入社のマーケティング部の部長に「xx事業部の太陽が!」と言われ、今の会社に入社したときは「明るくていい感じの人です」と他己紹介された一方、別の人には「絶対に陽キャではない。根暗」と言われたりした。

面白くありたいと思っているだけで、本質的にはなんの面白味もないつまらない、ド凡人、常識から外れることのできない普通のやつだと自分のことを思っているが、「普通ではないと思う」というのが現在周りにいる人の評価であり、理由を聞いてみるがあまり納得できない。

躁病を疑うくらい、ハイテンションでペラペラと喋り続けたかと思いきや全く言葉が出てこずにニッコリしているだけの飲み会があったり、口悪く罵ったかと思えばまあまあみなさん大変ですから穏やかにやりましょう、という優しい気持ちで仕事をしたりする。

人間誰しもブレがあり矛盾を抱えているということは分かりつつも、自分の性質としてどちらが正なんだろう、ということはここ10年くらいのテーマだったかもしれない。

20近く離れている従兄弟、私が小さい頃に近所に住んでいた、とこないだ電話した時に「私はおとなしくて暗い子供だったと思うけど」と言ったら「いや、2歳くらいまではそんなことは無かった、明るかった」と言われて驚いたのだった。従兄弟の記憶が改竄されていないのであれば私は本質的には明るく、後天的に暗さを獲得した、という説が有力になる。

それでこの2週間くらいは私は明るい〜と思って生きていたけど、会社のアルファ人間共の飲み会に行ったら全く乗れなくて、帰りの電車で死にたくなった。面白い人間であることを期待されていたが今日はそうでもないね的なことを言われて今日はちょっと体調悪いっすね、と言った。実際翌日、喉と鼻の調子が悪かった。

それが辛かった、という話をOpus5としていて整理できたのだが、やっぱり私のベースは陰鬱なやつなんだけど、誰かに何かをしたい気持ちが強いしいたずらしたり軽口叩くのもまあ好きだから、そういう明るいやつっぽい一面が社会に出ているときは出るだけなんだろうなと思った。あなたが見ている私は暗い湿った地面にたまたま今日咲いている花の部分、陰鬱な暗い部分も愛してくれや。とはいえ、ずっと暗くて皮肉屋をやることも苦痛で。両方受け止めてくれる人にもっと出会えたらいいのにな、ということを生涯通して思っているが、私は平均的には親切な人間なので、皆さんがそうしているように、その人に合った面だけを見せてあげているし、このブログでは私がカラオケでRIP SLYME歌って場を盛り上げたとかそういう話を書くことはない。