退職エントリ

会社をやめることにした。

今までもいろんなパターンで「辞めようかな」という考えはよぎったが、短期的に見ると会社には解決するべきだと思える課題があり辞める暇がなかったのと、偶然にも退職を告げようとするタイミングで新しい挑戦を提示され続けていたので、辞めるには至らなかった。いろいろ考えた結果面白い人生を送るためにも退職することを決意した。

その前にもうマジで、心底疲れたので少し休ませてくれーと思っていた。まだ働けるという自信はあったが、夫にも以前から様子が悪いから会社を休むか辞めるかしてくれ、と言われていた。

会社であった色々なことを話すともう行かなくて良い、と言われたし、産業医にも寝れないなら休んで良いよーと言われたので休むことにした。病気になる前に休んでよかったのではないかと思う。 休んで、まだ頑張れるかどうか確認してから退職するかを考えてもいいかなと思った。で、2週間全力で休んだ結果、やっぱりもうこの環境では頑張れないなと思ったので辞めることにした。

いろいろあった

あらゆることにもやもやしていた。 1つや2つなら大したことがない/どうにか解決していける、という気持ちが持てるが、もうこんだけあったらどうしようもない、どうやって解決すれば良いかわからない、と思った。

いろいろ列挙したけど、正直辞めない理由がないなと言う感じ。今までよく耐えてたな

やりがい

  • 仕事が面白いと思えない
    • 自分が企画・提案したことを無視される/ねじ込む余裕がない
      • それなのに「誰かの思いつきでは?それ意味ある?」といった仕事は最優先でやらされる
      • どう考えてもやった方がいいという改善を数字を詰めて企画をやるための交渉をさせられる。向こうは試算も出してこないが。
    • 企画するのが一番仕事の美味しいところなのに自分が発言する前に誰かが喋ってとられる、喋りすぎる人々を咎めない
  • ユーザーのサポート業務が合わない
    • しんどすぎるので改善しようと何ヶ月もかけて働きかけたけどやっぱり本当につらいということが理解してもらえなかった。わかってほしい人にわかってもらえない、って絶望感がすごい
  • 優先順位や成果が不明瞭なタスク、ゴールポストを何度も動かされるタスクに疲弊

人間関係

  • サイロ化しており所属意識が低下
    • 自分のリリース報告には反応がないのに他のチームには反応がある、みたいなことが何度もあると流石にテンションが下がる
    • 嫌われてるとすら思い、人とあまり関わらないようにしようという気持ちと、人と関わらないとしんどいから関わらなきゃ、を高頻度で行き来する
  • 業務委託のエンジニアが無理
    • 他人を尊重することができない(尊重できないレベル上位3%)
    • 他社の企画メンバーAからNGが出たため、いろいろあり、そのメンバーAは契約解除すると聞いた、と言っていたが本当は二枚舌外交で全然そんなことがなかったりして信頼感を失った(フェイクが入っているが、おれが信頼感を失ったことは本当)

キャリア

  • 自分のキャリアや成長を会社が尊重しているとは思えなかった
    • あまりにも本質的ではない仕事がかなり増えてきて、しかしその間にも実のある仕事をやってる人間が同僚には居て非常にしんどかった。仕事が面白くないこと、このままでは将来が不安であることを伝えると、「30までは言われたことをただやればいいと思うよ」と言われ、それは無理だと思ったし、今まで会社を良くしようと思って頑張ってきたのにそんな言い方は最低だと思った。自分が無能な中年になることが心底恐ろしかった
      • 実際私は言われたことを120%くらいで返そうと努力してきたつもりだし、いつもそれなりの結果を出してきたと思う。はっきり言って仕事はできる方だと脳みそが病んでない今は思う。
      • でも、しょうもない仕事が増えようが良いレベルの社員なんだおれは、言われたことしか出来ないと思われてるんだ、と思い心底ショックを受けた。6年働いてそうなら早くここから去らねばならぬと思った
      • それでいて落ち込む私に「前向きにやりなよ」と暴言を吐いたりする、いつも120%でやってた人間を前向きじゃなくしたのはどこの誰なのかを考えて欲しい
    • キャリアは偶然性が作るとはいえ、自分の人生の意義からは乖離していっていた、それを理解してもらえない苦しさに耐えきれない

文化

  • ユーザーのことを全く見ていないと感じる
    • キャンペーンのやり方や施策の進め方、ユーザーに焦点を合わせず、数字としか見ていない、納得感が全くない
    • 自分の正義に反すると思うことを強いられるのが耐えられなかった
  • エンジニア・技術軽視の発言
    • エンジニアの社員のことどう思ってたらそんなこと言えるの?っていうのを全社会議とかで言うし大切にしてないし、ITの会社のくせに勉強する気がない
    • その割にそれっぽい技術ワードで商標を取ろうとしたり社外にはそういうアピールをする。ムカつく
    • 情シスに偉そうにする役職者がいる。恥ずかしくないのか。

フィードバックがない

  • 自分の仕事が褒められもしないし怒られもせず、存在が蔑ろにされているように感じる
  • 何が期待されているのかよくわからず、都合の良い存在なのではないかという気持ちが拭えきれない
  • 評価フィードバックの面談が15分で終わる。労力が無に等しい仕事が評価され、骨折り損の仕事に点数がつかなくてそれに対して合理的な説明がない

休んだ結果、まあ健康的な観点では働けるかなーとは思った。けど、普通に転職した方が良いだろうと。会社戻ろうかなーというのも義務感が8割くらいだし、もう自分のやりたいこと優先しようかなーと思った。

つまり今までも自分は仕事が楽しいとか、やりたいことができてる、という実感は長いこと感じれてなかったがそれでも人間関係は良くもないけど言うほど悪くないし労働環境も悪くない、という点でなんとか耐えられていた。

しかし、それを凌駕していく仕事の楽しくなさと人間関係の悪化、そんな中で「言われたことだけをやれば良い」という言葉を受けて、キャリアや将来に対する不安に発展し、退職するのがベストだと思った。

仕事しんどすぎて社のSlackでめちゃくちゃ批判的なことも言っていたし、自分が残ることも会社にとってマイナスだし、まあ会社が進みたそうな方向は私がいると邪魔だろうなと思った。ずっと邪魔だったのかもしれないとさえ思う。それくらい近年の会社の方針は意味わからんかった。正直クソだと思ってる。

やりたいことってなんなの

ITを使って社会課題を解決したい、と書くと意識高いけど本当にそう思っている。

自分は自立するまでそこそこ苦労したし嫌な思いをしてきた。あまりにも生きづらくて自殺を考える程辛い時期もあった。実際、10年くらい前だけど死んでみようかな、と思った。でも怖くて死ねなくて、私は本当は生きたいのだとその時に気がついた。ずっとなんで生まれて来たんだろうと思い続けてきたが、もうそれは仕方ないから受け入れるしか無いんだと。

で、どうせ生きるのであれば社会に奉仕したいし、多くの人が辛くない社会にしたいと思っている。そして、私は辛い時にインターネットやITに救われてきた。自分の居場所でもあったし、課題を解決するツールでもあったし、不器用な自分にとって理不尽な仕事を無くす手段だとも感じていた。

それで、自分はITの仕事を選んでそういった自分の考えに合う会社を探して今の仕事を選んだ。人によって、仕事を選ぶ理由は色々あると思うけど、自分が本気でやりたいと思える仕事はそれ以外に思いつかなかった(本当は音楽や芸術に興味があったけど、食っていくには才能も運も無いと思ったので趣味でいいやとなった)。やりたくないことを絶対にやりたくないので。

そういう訳でそれができそうな会社に入りました。そういうことができそうなので良かったです。今までの環境が異常だと思ったし、なんなら辛かった時期がいまトラウマみたいになってて思い出すと呼吸が乱れる。もう自分のこと安売りしないし健康的に自分に自信持ってやっていきます。