髪を切りにいき、その足で上野へ。糸魚川で発掘されたラピスラズリを見に。ラピスラズリがはまった指輪を身につけて。青い石、宝石が好き。9月生まれの誕生石はサファイア。だから私は青色が好きなのだろうか。
かはくはとても混んでいた。少子化なんて嘘なのではないかというくらい、子、子、子。此処は貴様の家か?というリラックスさで、腹を出してベンチで寝ているおっさんも居た。
さぞみんなラピスラズリが気になるだろう、大盛況だろうと思っていたのに、行ってみたらそこまででもなく。子らは恐竜たちに夢中であった。

ちょっと緑味のかかった青色、水色。きれい。まわりの岩石の無骨さもいい。日本とはおおよそ縁があるとは思えない青色にときめく。
他の展示はまた空いている時に、とさっさとかはくを後にして、友達と公園口で待ち合わせ。最近友達になれた彼は数少ない気楽に話せる人間だから、最近は仕事中も、退勤後も何かと話しかけてしまって、その上今日もお茶しようよと声をかけるのはあまりにも愛が重いのではないか、と思ったけど雨の中わざわざ来てくれてとても嬉しかった。好意を向けたら応えてもらえる経験があまりにも少なくて、エヘ…エヘヘ……という感じになってしまう。
カフェで何を喋ったか、あまりはっきりと覚えていないんだけど他愛もない話をしたり、今の職場の話をしたり、最初の会社辞めた時のあまり明るくない話をしたりした。リラックスしすぎて自分のガードがゆるくなって、別に言わなくていいこと言ってるなーと思ったけど、ふんふんと聞いてくれて嬉しかった。
言わなくていいこと言っちゃうから、私はあなたの事友達だと思ってるけどなんで仲良くなれたんだろうね、どうして私のことを懐に入れてくれたの?と聞いたら私が入社したてのとき、プロジェクトの整理とかビジョン策定とかをぎこちないながらもやってて、この人とは価値観が合うと思っていたと言われてすごくびっくりしたのだった。そんな前から?だからなのか、私が猫を何匹も周到に被っているとか、隠しきれてないものがある、ということに気付いたことも。なんでもっと早く言ってくれないの?と聞いたら「今伝えた」といたずらっぽく笑った。あの時の私は孤独で、こんなことやらなくても良かったのかもな、でもすごく大事だから、と引き裂かれそうで、実際心の傷になってもいたから、すごく嬉しくて、あやうく泣いてしまうところだった。実は、こうやって自分が大切にしている仕事で、大切にしている価値観を言語化して肯定してくれた人は初めてかもしれない。やさしいとか、そういう表面的なワードじゃなくて、丁寧に拾い上げてもらえた、と思った。嬉しかった。私もあなたのこと尊敬していてこういうところが好きで……とか色々伝えたかったけど泣きそうだし激重だし照れてしまって。わーでも伝えれば良かった!まあ付き合い長くなるだろうしこれからもっと伝えればいいよね?
