日記 7/16

知的好奇心と勢いと、多少の打算的な理由でソフトウェアエンジニアになってみたのが、私のキャリアの始まりだった。けど自分の担当しているサービスがダサくてうぜー、あとはどうすれば人が喜ぶかを考えて物作る方が楽しい、と言う理由でデザイナーに少し鞍替えして、名前のない仕事をやりつつ、今はなんだかんだプロダクトマネージャーをやっている。

本当はデザイナーをやり続けたかったが、キャリアが足りずにその路線で転職することはできなかった。たまたまプロダクトマネージャーができそうな素地ができてしまったので、というのが1番の要因だけど、自分が理不尽なプロジェクトで働きたくない気持ちが強烈に強いこと、何事にも筋が通っていないとムカつくから、快適で楽しい職場環境と製品を作りたいのも理由の1つ。あとは、そういった仕事してる時が楽しかったという気持ちもある。自分とチームメンバーが納得して前進できてるときって明らかに手応えが違うし、人の役に立てて嬉しいんだよな。

今までやってきたどの仕事もそれぞれで別のしんどさはあるが、プロダクトマネージャーは絶対的に大変な仕事だと思う。もちろんこれでしか味わえない感覚もあるけど、万人に勧められる仕事でもないし、「やりたいです」って言ってくる人には一度「やめた方がいいと思います」と答える。しんどいし。

この1年は凄まじく、めまぐるしく、「ああ、なんとかやっていけそうだ」という気持ちと「やっぱ無理かも」の気持ちが毎月切り替わっていた。この1ヶ月くらいはあまりの忙しさにマジでなんでこの仕事してるんだっけ?と考えてばかりいた。理不尽耐性の低さ、責任感の強さが今の自分を〜〜〜〜〜とその度に思うわけだが、でもこの仕事以外をやってても結局腹が立ってここに戻ってくる気がする。私がもし理不尽な方針や長時間労働とかに耐えられたなら、まだエンジニアをしてたかもしれない。

こういう気質にも自分の生い立ちを感じずにはいられないけど、急に自分が自由人になりたくなって「まだ東京で消耗してるの?」とか言ってるところは想像できないので、当分はこの仕事をし続けそうだし、いまの裁量で課題解決に納得できなかったら自分で起業するとか出世を望むようになるかもしれない。